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2009年5月18日月曜日

プロフェッショナルとは「世界級キャリアのつくり方」

現在、NHKでは脳科学者の茂木健一郎さんをパーソナリティーにして、「プロフェッショナル」という番組を放送しています。多くのいろんな分野の方が出演されており、グローバルに活躍する方から日本のある地域に根ざした方までまちまちです。

そんな中、最近読んだ本「世界級キャリアのつくり方」のご紹介です。この本の中では、どの分野でもいいから、これなら誰にも負けないという部分を磨き、向上していくことでプロフェッショナルになろうと説いています。日本では最近まで(いや現在も)、プロフェッショナルというよりはゼネラリストを育てるキャリア作りが主流でした。ただ、ITテクノロジーの進化により必要な人材は国を越えて活用できる時代、ゼネラリストではもう生き残れないというのです。

この本では、プロフェッショナルになるための20代、30代の過ごし方をグローバルに活躍する二人、黒川清氏と石倉洋子氏が、自分の経験を基に書いております。

自分に照らし合わせながら読んでいくと、結構落ち込むことが多々ありました。海外での滞在経験もありませんし、仕事でも英語は全く使いません。「ぜひ、海外へ!」と言われても、今までは全く経験がないのです。しかもどちらかというと、自分には特にスキルがないのを自覚していますので、ゼネラリストタイプを目指そうと思っていた私には、ガツーンときました。

ただ、一番上にも書きましたが、グローバルを視野にいれながらも、自分の範囲でまずはできることから始めていくということで、いつかは何かグローバルな活動ができるかもしれません。よくいう「Think Globally, Act Locally」といったところでしょうか。

あと、本を読んで勇気付けられたことも。ブロークン・イングリッシュでもいいから、まずは意見を持って伝えようとすることが大事とありました。テレビや新聞からの情報ではなく、自分の意見をいかに持って相手と話をするか、また相手に興味を持つか、そういうことで人の広がりが生まれるとありました。それから、チャンスを逃さないということです。チャンスは一生に一回しか来ないかもしれません。それを見極め、逃さないようにすることが大事だというのです。私も留学というチャンスを得ることができ、海外ではありませんが、多様な留学生と英語でコミュニケーションを取る日々です。ここからまた次へのステップが生まれると思っています。

興味のある方はぜひお手に取ってみてください。

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