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2017年2月25日土曜日

森山高至「非常式な建築業界 「どや建築」という病」

この本は結構前に読みました。新聞の書評に載っていて興味を持ちました。私も学部は建築出身。建築と言っても幅は広いのだけど、意匠は独特な世界があります。確かに使い勝手とコンセプト、コストが見合わないものがあるんです。なんというさ、人が眺めて鑑賞するものではないのに芸術だと思っているというか。後世の方が、芸術だと判断するのは多いに結構だと思うけど、建築家が自分は芸術家だと勘違いしている人が多い気がします。そして何故か意匠の世界ではそういう人がチヤホヤされるます。
これを読むと一般の人との乖離が非常に露わな気がします。こういう事を言ってくれる人は貴重です。面白いのでぜひ読んでみて下さい。