その中の一曲にR.E.Mの「Superman」があった訳です。R.E.Mといえば、アルバム「Automatic For The people」が90年代を代表する名アルバムだと思っているので、ぜひこれも聴いて頂きたいですが、Supermanが収められている「Lifes Rich Pageant」も初期のR.E.Mの名盤ですので、ぜひ聴いてみてください。
Joseph L. Badaracco, Jr(ハーバード大学の教授であり、経営倫理学が専門です)の「Defining Moments」では、3人のビジネスマンのケースを引き合いに出して、どのようにその決断の時、その決定的な瞬間を乗り越えるのかを、ニーチェやサルトルなどの哲学者の思想を拠り所にしながら、書き進めています。
日本好きということでは、「Breaking the Habit」のVideoはアニメになっていて、日本が舞台となっていますが、実は、日本のアニメーション会社GONZOが制作したものです。たまたま授業でGONZOのCEOが来ていて、興味本位で、どういういきさつでLinkin ParkのVideoに採用になったのか聞いたところ、アーティスト側からアプローチがあったそうです。メンバーは日本のアニメ好きで、そういえば他の曲のVideoにもガンダムのプラモデルが置いてあったな~と思いあたる節が多々ありました。このVideoは2004のMTV music video awardsでBest Viewers Choiceに選ばれています。
GONZOは2007には「Afro Samurai」というテレビアニメをUSで放映しているらしく、2009年にもセカンドシーズンが始まるそうです。私が見た限り、結構グロい感じで、全然さわやかさ、かわいさはありません。音楽はWu-Tang ClanのRZAが担当しているそうです。それだけでも、あ~さわやかじゃない訳だとわかると思いますけど(笑)Samuel L. JacksonがCo-Producerだそうです。とにかく、また来日してくれることを望みます。
Daughtryのニューアルバム「Leave This Town」の先行シングル「No Surprise」もHPから聴けます。人によっては、バラードが多いからあんまりという人がいますが、私はこういう聴きやすいアメリカン・ロックが好きですね。Goo Goo DollsとかNickelbackに近いと言えば分かりやすいかも。
American Idolの出身者といえば、このDaughtryの他、Kelly Clarkson、Carrie Underwood、そしてJennifer Hudsonがいます。日本ではカントリーはあまり馴染みがないので、Carrieはそんなに売れてませんが、USではグラミー賞も取っているほど人気ものです。Kellyは日本でも売れてますよね、私も意外と好きです。Jenniferの場合は、彼女のアルバムというよりも、映画「Dreamgirl」でオスカーを取ってしまったという方が有名なような気がします。まさにアメリカンドリームですよね!
Table For Twoのアフリカ給食支援のつがりで、緒方貞子さんについてちょっと書こうかなと思います。皆さんご存じの通り、UNHCRのトップ、前国連難民高等弁務官だった緒方貞子は世界でも最も尊敬されている人の一人です。日本人、しかも女性でこれだけ世界に影響力のある人はなかなかいらっしゃいません。私も尊敬する人の一人です。もう何年も前になりますが、NHKで緒方さんの特集をやられたことがあって、「あ、こんなすごい人がいるんだ。」と思い、手に取ったのが、「緒方貞子―難民支援の現場から」でした。緒方さんをずっと取材していた方が書いたものですが、その行動力・決断力たるや、本当に目を見張るものがあります。