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2009年5月10日日曜日

子供の貧困を考える

日本人はみな総中流階級であり、貧困などはいないと思われがちですが、
最近、テレビでもワーキングプアなどの言葉を多く聞くようになったせいか、
日本にも貧困層が増えている実態が明らかになってきました。

別に今急に増えたわけではなく、昔から確実に貧困層はいました。
それがようやく社会的問題として捉えられてきたわけです。

また、今問題になっているのはその貧困の世代連鎖です。
貧しい両親の子供は、モチベーションがあまりなく、塾に行くお金もないため、
教育が十分に得られず、結果的に思ったような職にもつけず貧困に陥るというものです。

私もこの問題には興味があったので、春休みに以下の二冊の本を読んでみました。
「進学格差―深刻化する教育費負担(ちくま書店)」小林雅之著は、数多くの数字データをもとに、教育費負担の面から各国と比較し、日本が教育費について何らかの対策を取っていかねばならないと説いています。
「子供の貧困―日本の不公平を考える(岩波新書)」阿部彩著では、母子家庭の子供の貧困について詳しく、その現状を報告しており、データとともに生の声も記載されているため、非常に身に詰まる思いになります。

興味を持って、自分から情報を得ていくことが大事だと思いますので、ぜひ読んでみた下さい。

3 件のコメント:

  1. あっ、、 私の弟 まさしく そんな感じで今 苦労してるよ。w 両親は仕事と介護で忙しく 私は部活やら勉強で帰宅が遅く 小さいときに 一人でいることが多かったんだよね、、、。

    読者になったから コメントできるようになったかな?
    実験君なり。

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  2. fumifumi2000さん
    コメントありがとう。うちらの時代と違って、ちょうど弟さんの世代って、「頑張れば報われる」といった言葉が何だか空虚に聞こえるようになったころかなって思います。今はさらにひどくなっているし・・・。少しでも良くしたいですね。
    ところで、mifumifukokoさんでいいんだよね?

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  3. 失礼!(^^;)
    そうです。 mifumifukoko です。

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