横山秀夫「臨場」

ドラマや映画になった原作です。「64」や「影の季節」が面白かったので読んでみました。短編が8編収録されていて、それぞれで完結していますが全編、検視の倉石という人物が絡んでます。倉石の検視眼のすごさとそれに纏わる物語です。

今回はそれなりに面白いのですが、何か思いっきり男性目線で描かれていて何だか気持ちのいいものではありませんでした。こんな女性ばかりじゃないし、女性の心理状態の描き方が何ともね…。「餞」は良かったですが、他は印象に残らず…といった感じでしょうか。

井上義明「実践プロジェクトファイナンス」

久しぶりに本を読んだ。プロファイの本は何冊もありますが、こちらはエネルギー事業に特化しているし、平易な文章なので、サラッと読めます。

何がリスクになりうるのか、そしてプロジェクト会社からするとレンダーがどういう事を気にするのかざっくりわかるので、仕事でレンダーと話す時に役にたちました。

プロファイをやるとなったら相当大変だと思いますが、ちょっと関わってみたいなー。