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2012年11月5日月曜日

アガサ・クリスティ「7つの時計」

で、こちらが2作目の「7つの時計」。名探偵ポワロが出てこない小説です。これまた小説を注意深く読んでいると、犯人はこいつか!とわかるかもしれませんが、とはいえ、やっぱりまたしてやられました。途中、こいつは怪しいと思って読んでましたが、推理はちょっと半分でしたね~。

それぞれの登場人物の視点から描かれており、犯人の行動も きちんと記載されているのですが、なぜかまんまとひっかかってしまうのが、アガサ・クリスティの小説のおもしろさですね。それが一番冴えている小説が「アクロイド殺し」ですが。

推理とはちょっと違いますが、いつもアガサ・クリスティの小説には、どの国出身だから性格は○○だ、スコットランド出身だから、ウェールズ出身だから性格は○○だといった事が出てきます。日本人に私には、いまいち理解はできませんが、イギリスの国民には納得いく一般的な理解なんでしょうね。こういうのも海外小説を読む一つの楽しみです。

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