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2009年7月29日水曜日

ゴーギャン展 東京国立近代美術館

28日(火)、竹橋にある東京国立近代美術館のゴーギャン展に行ってきました。以前からポスター等を見て、行きたいなとは思っていたのですが、ようやく時間ができたので繰り出したわけです。

先日観に行ったマティスもそうですが、やはりゴーギャンもその色彩の鮮やかさと大胆さに驚かされます。タヒチでは衣装等の色がとても色鮮やかなんだと思いますが、それが少なからず影響しているのだとは思いますが。

子細に描くというよりは、人物、動物それぞれは何となくキャラクターみたいなどちらかというと、ユーモアがある描きかたのような気がします。いっしょに観にいった家族が、「絵本みたい」と言ってましたが、なるほど的を得ていると思いました。

もちろん、メッセージ性も強く表れています。どの画家にも共通していえることかもしれませんが、生と死の根源は何だろうと探究し、表現しようと試みています。彼のルーツのキリスト教を織り交ぜつつ、タヒチの神話をベースに、生きることと死ぬことを一枚の絵で解き明かそうとしています。それが日本で初公開の「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどごへ行くのか」です。かなりの大作で、解説も詳細にあるので、観る価値は十分にありますよ。

9月23日まで展覧会は続きますので、ぜひ観にいって下さい。
写真は「エ・ハレ・オエ・イ・ヒア(どこへ行くの?)」1892年 シュトゥットガルト州立美術館です。

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