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2012年3月11日日曜日

太宰治 「人間失格」

久しぶりに文学作品を読んでみました。昔から国語が苦手、本嫌い、活字嫌いの私は、文学作品にトライしては結局断念しており、同じ年齢の人に比べると読んでいる数も少ないと思います。

そんな中、本好きで知られるピース又吉さんが、「読んでも難しくて断念したとしても、まだ自分はその本を読む年齢に達してないんだと思えばいい」と言っていたのを聞いて、そうか~と思い、焦らずにかつ何か読んでみようかという気になりました。

という訳でたまたま中古屋で100円で売っていた太宰治の「人間失格」を購入して読んでみました。

この男、正直私だったら腹立たしいやつとしか思えません。凡人としてはこう思うのが普通だと思います。天才と変人は紙一重だと思うけど、まさに、この男の独白に共感はできない私は凡人なのだと思います。ただ最後に、その男の事を良い人だったと言わせる女性の言葉を思うに、本来の性格と世間での性格とのギャップが凡人よりも大き過ぎたということなのかもしれません。

なかなか興味深い小説でした。

2 件のコメント:

  1. 文豪は変わっているひと多いような。。。

    私は最近 井伏鱒二の「山椒魚」読んだよ。
    短くて
    難しい言葉もなく
    読みやすかったです。
    おススメ。

    pumi

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  2. 確かに感受性が豊か過ぎて、普通に生きていくのは大変なんだろうね。またおもしろい本があったら教えてねー。

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