遅ればせながら、村上春樹さんの1Q84を読みました。全部で3巻。村上春樹さんの本はノルウェイの森など何冊か読みましたが、大のファンというほどではありません。でもあれだけバカ売れして話題になった本ですので、ようやく読んでみようと思った訳で。
正直な感想。良く分からなかった(笑)
宗教、カルト的は集団へのメスを入れるような作品なのかと思ったけど、読んで行く内にそうでもないと思ったり、暴力や子供虐待への警鐘なのかと思ったらそうでもなく、最後は"愛"?と思われる形で終わったような・・・。
何となく解釈しようとすれば、弱者がすがる宗教だとか、更に弱いものへの暴力だとか、何かに固執して自分を保持しようと頑張ることだとか、結局そういうものはまやかしで、何もその弱者を救いはしない。強き者には引き上げない。一人でもいいから、生身の人間を愛し信じることがその人を強き者にし、救われるということなのかと。
う~ん、でも難しい。分かった人がいるなら教えてほしいな。
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