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2011年5月21日土曜日

これから「正義」の話をしよう

ハーバード大学教授のMichael J. Sandelのこの本は”Justice”ベストセラーになりました。私も義父から借りて読んでみました。

難しい・・・。

というのが正直な感想。

終始、哲学・倫理の話です。カントやロックなどと言った哲学者たちの思想から、何か正義と言えるのか、社会の様々な問題を取り上げて議論していきます。しかし、結論を導きだすのは難しい。まさに大学の講義であれば、議論も白熱して面白いと思うのですが、なかなか本となると・・・。

契約社会、個人の自由を重んじる社会の西洋であっても、「契約しているからいいのか」「個人で稼いだお金なのだから、税金を多く取られるはおかしいと主張するのはいいのか」など、道徳的側面(この道徳というのが難しいのですが)から、事例を出しつつ考えていきます。

日々起こる出来事に対し、少し深く考えることができるようになるのではと思う本ですが、哲学嫌いな人には読むのに時間がかかるかもしれません。トライしてみてください。

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