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2010年5月16日日曜日

イタリアに行ってきました~

もう一カ月以上前の話になりますが、GWにイタリアに行ってきました~!相方との初の海外旅行です。歴史的建築や絵画・彫刻などの芸術品といえば、やはりイタリア!ということで、GWにしてはかなりお安いプランに滑り込みセーフで申し込んだのです。

実質は3日半だけの滞在だったので、ローマとフィレンチェしか観光できなかったですが、ローマ市内は歩いて回れる範囲が多いので、二日あれば大部分観て回れます。びっくりしたのは、市内のあちらこちらに遺跡が無造作にあり、歴史的な教会も数多く街並み溶け込んでいること。ちょと歩けば遺跡や教会にあたるので、全く飽きがこない。現地に言ってわかったのが、イタリア人の二面性。コロツェオやカラカラ浴場なんかをみるとすごく陽気で娯楽好きなところは今も昔も変わらないんだなと思う反面、敬虔なカトリック信者がほとんどを占めるイタリアでは、幼い時から教会に足を運び洗礼を受けます。あちこちで修道女にも出くわしましたし、意外と保守的な御国でもあるんです。何か不思議だな~と。教会内部に入ると、スッと緊張が走って厳かな雰囲気になるのですが、外を歩けば、ワイワイガヤガヤ。

そして、街並みが素晴らしいと言えば、フィレンチェ。生憎の雨と電車の時間の関係で、ゆっくりと散策という訳にはいかなかったですが、教会などの建物だけでなく石畳の雰囲気一つとっても、訪れる価値ありです。ウフィツィ美術館で滞在の大部分を費やしましたか、ここは本当に驚くべき美術館です。ラファエロやダ・ヴィンチの作品がびっくりするぐらい適当に置かれています。何だかあまりに普通に飾られているので、驚きとともに、笑っちゃうくらいでした。先日日本にダ・ヴィンチの「受胎告知」が来た時は、この一作品だけで仰々しい展示会にし、1,500円くらい取っていたのですから(笑)時間の関係でミケランジェロのダヴィデ像などは観れなかったのが残念で、次回はぜひゆっくり観て回りたいものだと思いました

そして圧巻だったのはヴァチカンです。その全てが歴史の重みと価値ある芸術で作いるんじゃないかと思うくらいです。大聖堂は完成するまで約1世紀も費やされたということで、カトリック総本山としての厳粛さを讃えていますし、なんといってもミケランジェロのピエタ像が生で観れたということに感動しました。ミケランジェロ23歳の作品だそうです。聖母マリアの表情こそ冷やかですがの感じや手の繊細さなどうっとりしてしまうくらい素晴らしい作品です。とても23歳で作り上げたとはえません。そしてヴァチカン博物館には、ラファエロ、ボティチェリといった巨匠の作品がずらり。写真教科書でしか観たことのない作品が目の前にあるだけでなく、写真に収めていいというのも、やはりイタリアならではのアバウトさですが、この時ばかりは感謝でした。あまりに多くの作品が収められているので、どれを観ていいのやら困りますが、ガイドさんがいたのでここでは大変助かりました。今回の旅行では基本自分たちで動くフリープランだったのですが、このヴァチカンに限ってはガイドさんを付けることをお勧めします。ヴァチカン国に入るのにも個人で行くと相当時間がかかりますし、大きすぎて、どこに何があるかわからないまま大切なポイントを見逃してしまうからです。 ラファエロの間でプラトンとアリストテレスが議論している有名な絵で感動していましたが、何といってもしスティーナ礼拝堂は驚きと感動と、そして畏敬の念みたいな圧倒されてしまう迫力がありました。これを1人で書き上げたミケランジェロの才能とその精神力にはやはり万能の天才としか表現できないパワーを感じました。彼は元来彫刻家で、絵画より彫刻が優れていると信じていた人ですから、最後の審判は非常に彫刻的な絵画です。壁の湾曲の部分も、地上から観た人に対し、どうしたら立体的に見えるか計算して描いていますし、動き一つでも想像と創造があふれ出ています。 書くときりがないのでやめますが、とにかく一生に一回は観ておきたい作品です。

今回特にトラブルらしいトラブルはありませんでしたが、電車の指定席の座席がない!などのプチトラブルはありました(笑)さすがイタリア。 あっ、最後日本に帰ってくる飛行機が揺れたせいか気持ちわるくて、家に着いてからゲーゲー吐いていたことが最大のトラブルか・・・。

また行きたいな~、イタリア(^^)

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