この本は、辺見さんの自伝的、つまり経験に基づき、異文化、全く異なる二つなものを擦り合わせながらも、更なる高みを目指すことが、問題を解決するのに良いと説いています。
私は実際、辺見さんのお話を聞いているので、何となく仕事の内容とか考え方を知っているため、彼のこの本の自伝的内容も頷けるのですが、全く知らない人がビジネス書として読むと、少し期待はずれになってしまうかもしれません。特に、フレームワークや体系だった思考力を説いているわけではないので、理論だったことを学ぼうとしている人には向かないかもしれませんが、彼の歩んできた経験の中で見出したものを、いっしょに追いながらヒントを得ようと思って読んでみると、いいかもしれません。
何でもそうだと思いますが、理論と経験とはそぐわないこともありますし、そうした衝突の中からいかに上手く人とコミュニケーションを取りながら、最適な解を見出していくかが日々問われると思います。この本は一人のビジネスマンのそのひとつの例かもしれません。
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